副交感神経亢進患者さん急増

ウトロタウンのゴジラ岩

今年の夏は例年になく副交感神経亢進(アレルギー症状)の患者さんが多かったと感じている。身体のだるさ、頭痛、めまい、目の疲れ、鼻水、クシャミ、下痢症状、のどの不調、えへん虫、花粉症様症状・・・などなど。
気温の急激な変化や台風の発生、通過でさらに症状は重くなったようだ。
当院でも例年になく家庭治療用の「長生灸」の要望が多かった。
治療としては全身の過剰な緊張(肩こり、腰痛、ストレス)を軽減したうえで、H5F5の刺絡で副交感神経の亢進を抑制することがメインとなる。
ほとんどの場合はその場で笑顔が見られるのでお互いに楽しく治療させてもらっている。

気温の変化や台風まではコントロールできないが、早寝早起きなど毎日の生活リズムを変える努力を提案している。
早寝早起き!22時~2時の時間はベットに入って横になってほしい。
ベットの中ではスマホ禁止。
朝起きられなくてもカーテンを開けて朝の光を入れる。出来たら身体だけでも起こす。
運動をしようと言ってもなかなか? ラジオ体操だけでもやってみる。
昼間はとにかく体を動かそう。掃除、草取り、散歩・・・なんでもいいから動け!
食事は30回以上噛む!
胸を開いて大きく呼吸しよう。
変調を感じたら H5F5のお灸!   で、どうしてもだめだったら予約して!!

2割ほどの人からSOSの電話がきた。患者さんの努力以上に自然界の異常が強かったのか?
この不調を乗り切る術を探求しなくては・・・